右膝半月板損傷の改善例

目次

1 はじめに

2017年8月22日。場所は東京都西東京市のあるお客様の施術をしていた時の話し。
午後9時30分の予約を承っており、西東京市のお宅まで伺った.
 
お客様(女性・60代)の症状は、右膝半月板損傷を一週間前に受傷.すぐに地元の整形外科で検査、治療し半月板損傷と判明.
右膝の痛みと脹脛、足首から足の指先迄の軽い痺れと痛みが生じているとのこと.
 

2 半月板損傷(meniscus injury)とは

体重が負荷した状態で屈曲した膝関節に異常な回旋力が加わると、半月の一部が脛骨と大腿骨の間に挟まり損傷を受ける.
 
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運動中に膝を捻った際に損傷を受けやすく、内側及び外側半月ともに中央1/3から後方1/3にかけて断裂を来たしやすい.
 
断裂は以下のように分類される.
 

  • 縦断裂(longitudial tear)
  • 水平断裂(horizontal tear)
  • 横断裂(transverse tear)
  • 弁状断裂(flap tear)

 
10代、20代の若年者ではスポーツ外傷による前十字靭帯損傷に引き続いて、外側半月後角の横断裂、半月辺緑部の縦断裂を生じることが多い.小児期では明らかな受傷機転を伴わない例が見られるが、その多くは円板状半月の損傷で水平断裂である.中高年では、立ち上がり時や無理な動作をして膝を捻った際に中後節移行部付近に横断裂や水平断裂を生じる.

2.1 症状

受傷直後に半月の損傷側に一致した関節裂隙に疼痛が生じる.損傷が半月辺緑まで及んでいる場合は関節血症を認める.但し、半月板単独損傷では前十字靭帯損傷時のような大量の出血を来たすことはない.
 
辺緑部の縦断裂では、膝が屈曲したまま伸展不能となることがある.これをロッキングと言う.このような断裂形態をバケツ柄状断裂と呼び、膝が嵌頓をきたす原因として最も頻度が高い.
 
症状として、階段昇降やしゃがみこみ動作などの運動時に生じる疼痛と、膝のひっかかり感やクリックである.膝の捻り動作や過伸展mさらに正座が困難となる.

2.2 可動域制限

 
可動域制限は、膝関節の内旋、外転、屈曲、伸展の制限が現れる。アプレー圧迫テスト、マックマレーテスト、ボンスホームテスト、スタイマン圧痛移動テストを用いることにより判明する.

2.3 異常歩行

膝関節症では、疼痛回避歩行が見られる.
 

3 疾患の状況

 

  • 住居 東京都西東京市在住
  • 性別 女性
  • 年齢 60代
  • 痛み 歩行時疼痛、及び、右膝伸展時の疼痛.
  • 発症 2年前頃
  • 制限 正座が出来ない、階段昇降など膝関節の伸展動作

 

4 施術

施術は以下の内容を行った.
以下に掲載した写真や動画はご本人様の承諾を得ております.
 

4.1 前処理

 

  • 長尾ヒーリングにより胃を元の正しい位置に戻す

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  • 血流改善

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  • 骨盤調整

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  • アプレー圧迫テスト
  • マックマレーテスト
  • 脚長差の確認テスト
  • 歩行確認、立位、座位の姿勢確認

4.2 後処理

 

  • 関節調整法による股関節の調整

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  • 関節調整法による膝関節の調整

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  • 長尾ヒーリング(股関節・膝関節)

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5 施術後の状況

施術後、以下の確認を行った.

5.1 膝関節の確認

 
→ スムーズに仰臥位から立位への体位の変換が出来るようになった.
 
→ 右膝の機能を確認し、痛みが無いことを確認した.
 

5.2 歩行の確認

 
半月板損傷が治った動画1
 
半月板損傷が治った動画2
 
→ 歩行時の痛みがなくなった.
 
→ 右膝伸展時の痛みもなく軽快な動作が出来るようになった.
 

5.3 立った姿勢から座ってみる

 
→ 立位から座位への違和感、痛みが無いことを確認した.
  
→ 座位から立ち上がり時の痛みや違和感が無いことを確認した.
 

6 結論

長尾ヒーリングと関節調整法により、右膝関節の痛みが消失し、機能の回復が図られた.これにより、日常生活での制限が無くなった.
1ヶ月程度、日常的に軽く歩行を行うことや、これまでの制限された動作を改める様、生活改善することをすすめた.

7 考察

1週間前にバスに乗車する際にステップに右足を掛けた際に右膝に異常を感じ、日常生活にも支障を来たしていた.
 
その後、病院で検査、画像診断を行い、医師からは半月板損傷と診断を受けた.あまり長く痛みや制限が続いた場合には手術をするしかないと医師から言われた.
 
発症原因として、フラメンコ、ジム、立ち仕事など日常的に膝や股関節への影響が多い動作を繰り返してきたこと、及び、加齢が原因ではないかと考える.
 
ほんの僅か45分程度の施術により、制限が解除され自由に歩行が出来るようになり、また、痛みも消失した.
 
今回も奇跡を目の当たりにした.到底、通院では治癒出来ない半月板損傷も長尾ヒーリングと関節調整法により完治出来たことは奇跡に値する.
 
翌朝、ご本人からの連絡で、「今朝も右膝は快調で痛みもなく普通に歩くことが出来る様になった」との連絡を受けた.
 
私たち人間の身体には医学では計り知れない未知なるものが存在し、その源泉となっているのが、自然治癒力ではないかと思った.
 

8 参考文献

内田淳正(監修)(2011). 標準整形外科学. 医学書院. 
ジョセフ J. シプリアーノ, 斉藤明義(監訳). (2016). 整形外科テスト法(増補改定新版). 医道の日本社.

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著者: Satoshi Takemoto Satoshi Takemoto

Created: 2017-09-27 水 19:33

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