ヒーリング用 チューニング・フォーク(音叉)の概要(フィジカル用途)

目次

1 はじめに

自然治癒力の向上や浄化を目的とした、ヒーリング・グッズというのが巷には沢山溢れているが、果たしてそれらは本当に効果があるのだろうか?
 
今回は、「音叉」(以下、チューニング・フォーク)について、その理論的な説明と使い方について書く.

2 音の性質とチューニング・フォーク

 
SolarHarmonic.jpg
 

2.1 チューニング・フォークの歴史

チューニング・フォークの歴史は、Wikipedia 参照
 

2.2 チューニング・フォークとは何をするものなのか

・本来チューニング・フォークは、楽器の音の調律に使う道具である.
 
・その後、医療用のチューニング・フォークが開発され、現在でも耳鼻咽喉科、心療内科、神経内科、脳神経外科など病院や医療機関でチューニング・フォークが使われている.
 
・医療用のチューニング・フォークから発展して出来たのがヒーリング用のチューニング・フォーク.

2.3 音の性質

・チューニング・フォークは、音の基準になる道具であり、ある特定の固有の周波数により音を発するものである.
 
・音源が振動すると空気が振動することにより振動が伝わる現象が生じる.
 
・音が空気中を伝わるときは振動が伝わる.

・横波は固体のみを伝播する.
 
・縦波は気体、液体、固体でも伝播する.

2.4 音と周波数

 

  • チューニング・フォークは用途によって、発振する周波数が異なる.
  • チューニング・フォークは20Hz~40KHzくらいまでのものがあるが、それぞれの周波数で音の聴こえ方も異なる.
  • チューニング・フォークの中でも超低周波や超音波と呼ばれる周波数帯では人間の耳には聴こえないものもある.

 
・超低周波音: 20Hz 未満
・低周波音 :100Hz 未満
・可聴音  :100Hz 以上 20KHz 未満
・超音波  :20KHz 以上

2.5 音が伝わる速さ

チューニング・フォークから出た音は媒体によって音の伝わる速さは異なる.
以下の表に媒体別に見た音が伝わる速さを示す. 
 

物質 音速 [m/s]
ガラス 4000~5500
5290
3500~4500
3900
1480
水銀 1380
ヘリウム 970
空気(気温 14℃の場合) 341
   

3 ヒーリング用のチューニング・フォーク の特徴

ヒーリングに使われるチューニング・フォークには様々な種類がある.世界でも有名なのが、BIOSONICS 社 と somaENERGETICS 社 のチューニング・フォークである.
 
ここでは、主にフィジカル・チューナーに限定し、現在販売されている代表的なものをまとめてみた.

社名 適用部位 製品名 用途
米国製 筋肉・骨・靭帯・腱 Born Tuners 25Hz・50Hz・100Hz・200Hz(筋肉、骨、靭帯、腱)
BIOSONICS 皮膚・骨・神経 Otto 32 Hz 32 Hz OTTO チューナー (皮膚・骨・神経)
インド製 神経 神経50Hz 50 Hz 神経・チューナー
BIOSONICS 腰椎・仙骨・尾骨 Otto 64 Hz 64 Hz OTTO チューナー (腰椎・仙骨・尾骨)
インド製 内分泌・脊髄 内分泌・脊髄・チューナー 126.22Hz,136.10Hz,141.27Hz,172.06Hz,194.18Hz,210.42Hz,221.23Hz
BIOSONICS 胸椎・胸骨・腸骨 Otto 128Hz 128 Hz OTTO チューナー (胸椎・胸骨・腸骨)
BIOSONICS 全身 ボディ・チューナー C256 & G384 256Hz と 384 Hz の チューナー
BIOSONICS ブレイン・チューナー 259Hz(δ波)、262Hz(θ波)、267Hz(α波)、271Hz(β波)と同調するチューナー
インド製 筋肉 セルライトリダクション・チューナー 295.8Hz(脂肪細胞)と 324Hz(筋肉)に同調するチューナー
インド製 DNA 528Hz チューナー 528Hz
インド製 循環器 循環器チューナー 586Hz 循環器系チューナー
       

 

3.1 適用部位と周波数

  • 適用部位はすべてと言ってもいいくらい豊富です.上の表には書きませんでしたが、臓器別のチューナーもあります.

 

  • 周波数も下は25Hz から 上は 40KHz くらいまであります.

 

  • 自分の施術にあったものを選ぶ.

3.1.1 部位別

フィジカル系チューニング・フォークの主な部位別と周波数を下表に示す.
 

部位 周波数  
筋肉 25Hz  
皮膚・神経 32Hz  
神経 50Hz  
胸椎・胸骨・腸骨 64Hz  
靭帯 100Hz  
Stomach(胃) 110Hz  
Pancreas(膵臓) 117.3Hz  
内分泌・脊髄 126.22Hz,136.10Hz,141.27Hz,172.06Hz,194.18Hz,210.42Hz,221.23Hz  
Gall Bladder(胆嚢) 164.3Hz  
Colon(大腸) 176Hz  
200Hz  
Lungs(肺) 220Hz  
頭部神経系 259Hz(δ波)、262Hz(θ波)、267Hz(α波)、271Hz(β波)  
Intestines(小腸) 281Hz  
脂肪細胞 295.8Hz   
Brain(脳) 315.8Hz  
Liver(肝臓) 317.83Hz  
Kidneys(腎臓) 319.88Hz  
Blood(血液) 321.9Hz  
筋肉 324Hz  
Bladder(膀胱) 352Hz  
Bone(骨) 418.3Hz  
Adrenals(副腎) 492.8Hz  
循環器 586Hz  
     

3.2 材質

高品質アルミ合金とか最高品質の合金と書かれていることが多い.基本的にはアルミ合金製が多いが、スチール製のものもある.
 

  • アルミ合金のチューニングフォークは、健康と癒しのために設計されている.
  • ステンレス鋼とは異なり、より純粋で、より鮮やかで、より大きく、より長時間音を放出する.
  • スチールフォークとは対照的に、アルミニウム合金フォークは、豊かな倍音を作り出すように特別に設計されている.
  • 倍音は、同じ音符の異なるオクターブである.
  • アルミニウム合金製のフォークは鉄製のフォークより柔らかい.

3.3 販売店

 
日本:ワンネス・カンパニー
 
日本:あわうみ
 
米国:Luminanti
 
米国:SomaEnergetics
 
米国:BIOSONICS
 

3.4 値段

日本で販売されている製品の多くは海外からの輸入品が殆どなため、輸入に伴う諸費用が上乗せされており、本国の単価のおよそ1.5倍~3倍程度の価格で販売されている.
 

4 フィジカル系 チューニング・フォーク

ここでは、フィジカル系のチューニング・フォークを幾つか紹介する.
 

4.1 Born 系

 
Born_Tuners.jpg 41SV3MYfOpL.jpg
 
米国製のハンドメイドものであるが、しっかりした作り.
 
このチューナーの解説は、ワンネス・カンパニー さんの解説を一部抜粋します.
 

25Hz・50Hz・100Hz・200Hzの4本セットです。
 
これら4本のチューニングフォークは、
骨の成長と修復のためのヒーリングに向いています。
 
そして、靭帯(骨と骨をつなげる/膝・肘など)、
腱(骨と筋肉をつなげる/アキレス腱など)のヒーリングにも使われます。
 
筋肉、骨、靭帯、腱を癒し、痛みを和らげ、
炎症を減らし、骨密度を高めるヒーリングに使ってみましょう。
 
腱とは、筋肉を骨につなげ、緊張に耐えることができる、
強い線維質の結合組織です。
 
靭帯とは、体内で1本の骨をもう1つの骨とつなげ、保持し、
わずかに伸縮性がある線維質の結合組織です。そして関節を構成します。
 
靭帯は関節の運動範囲をコントロールします。
例えば 、肘が反対側に曲がってしまうことを防いでいます。
そして関節を安定させ、骨が適切な状態で動くようにコントロールします。
 
これらのチューニングフォークは、
筋肉の凝りをほぐすヒーリングにも使われます。
 
硬くなった筋肉のひきつりをほぐし、筋肉が緩むことで、
脳からエンドルフィンが送られ、痛みも和らぐでしょう。
 

 
25Hzが骨、腱が50Hz、筋肉が100Hz、靭帯が200Hz の様に分かれており、骨の修復や筋肉の炎症のヒーリングに使える.

4.2 ENDOCRINE / SPINE (内分泌・脊髄) 系

人体の内分泌腺と脊柱の特定の領域のそれぞれに対応するように設計された7つの音叉.
 
内分泌腺および内分泌腺自体ならびに脊髄および脊髄神経によって分泌されるホルモンにバランスと調和をもたらすように決定されている.
 
Endocrine.jpg
 

4.2.1 内分泌系

ホルモン分泌物を産生する様々な腺から構成されており、ホルモン分泌物は血流およびリンパ系に直接入り、体のすべての部分に循環する.
このシステムは、成長と発達、細胞代謝、エネルギー、栄養素の血液バランス、再生、水と電解質、ストレッサーに対する身体の防御を含む身体の主要な連続的かつ長期的な機能を調節する.
ホルモンは、内分泌腺によって産生される化学物質で、血流を通り、体の他の部分で反応を引き起こす.それらは、細胞、組織、および器官の様々な機能を化学的に制御する.
内分泌腺は、松果体、下垂体/視床下部、甲状腺/副甲状腺、胸腺、膵臓、生殖腺および副腎である.
 
各内分泌腺は、7つの主要なチャクラのうちの1つに対応する.
内分泌腺は直接チャクラにエネルギーを伝達し、その逆もある.すべてのチャクラと腺は霊的発達にとって同等の重要性があることに注意することが重要.
 

4.2.2 脊髄系

ヒトSPINAL COLUMNは、33個の骨 - 頚部領域(C1〜C7)、胸部領域(Th1〜Th12)、腰部領域(L1〜L5)、仙骨領域尾骨の領域で4つ.
中枢神経系(CNS)は、脳、脳幹および脊髄からなる.
末梢神経系(PNS)は、脳から出現する12対の脳神経と、脊髄から出現する31対の脊髄神経からなる.
 
人間の脊髄は、脊柱柱内の脊柱空洞内にあり、人間の指の直径にほぼ等しい.
これは、脳からCNSの延長であり、髄腔長に由来する数百万の神経線維の細長い管状の束であり、骨の脊柱に囲まれ保護されている.
脊髄は、脳脊髄液(CSF)と呼ばれる透明な流体で囲まれており、脊椎の内側に当たることによる損傷から繊細な神経組織を保護するクッションとして機能する.
 
脊髄の主な機能は、身体の四肢、胴体、および臓器から脳への、および脳への電気的情報の伝達である.
チューニング・フォークの周波数で各椎骨を刺激することにより、対応する脊髄神経が好都合に刺激され、健全な共鳴信号を脳および身体の周辺部に送受信する.

4.3 Brain 系

 
brain.jpg

脳のチューナーは、脳波研究に基づいて、脳波検査(EEG)技術を使用し、δ、θ、α、β として知られる様々な意識状態をマッピング.
 

  • δは深い睡眠に関連する.
  • θは瞑想と夢の状態に関連付けられている.
  • αはリラックスした意識、創造性、高められた学習と関連している.
  • βは高い注意力と集中力に関連している.

 
ブレイン・チューナーが同時に鳴ると(左耳に1つ、右耳にもう1つ)、脳の2つの半球が一緒に機能して2つの音を統合し、両耳のビートと呼ばれる第3の異なる音色を作り出す.
 
基本的なブレインチューナーの音叉がδ、θ、α、β のフォークで鳴るとき、2つのフォークの違いは、拍動として聞こえる両耳の鼓動を作り出す.
バイノーラルビートは、穏やかに意識の異なる状態に移行するために脳に信号を送る.
 

5 チューニング・フォーク の 使い方

5.1 チューニング・フォークの正しい持ち方

 
holdcorrect.gif
 
ステムハンドル部を持つ.ステムハンドル以外の部分を持つと振動が発生しないため音が出ない.

5.2 音の出し方

5.2.1 周波数による音の出し方の違い

5.2.1.1 500Hz 以下のチューニング・フォークを使う場合

アクティベーターを使うと綺麗な音が出る.

5.2.1.2 500Hz 以上のチューニング・フォークを使う場合

ゴム・マレットを使うと良い.
 

5.2.2 チューニング・フォークの使い方 動画

 
YouTube に分かりやすい動画がありました.ここに載せておきます.
 
Sound Therapy - How to Play Tuning Forks Part 1.mp4
 

6 参考文献

7 ホームページについて

このホームページは、うつ病の精神治療法を研究するための私自身のためのサイトです。私自身が覚えることが苦手、且つ、忘れっぽい性分なので備忘録として主に以下の内容のものを扱っています。どこにいてもこのホームページを閲覧することができるようにという目的でこのホームページを作りました。
 
 
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著者: Satoshi Takemoto Satoshi Takemoto

Created: 2017-10-10 火 08:55

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