ヒーリングとその歴史

目次

1 ヒーリングとは?

ヒーリングとは、英語の Healing で heal の現在分詞である。 
意味は癒やす・外傷を治す・外傷を治癒するという意味がある。 
どちらかというと、 *外傷を癒やすのが本来の Healing という意味のようである。* 
 
類似の単語に以下があります。 

Cure  :治療し元の健康な状態に戻すこと 
Remedy :特別な方法により病状・苦痛を癒やすこと 

2 治療法の歴史

日本では以下のように分類されている。
*ヒーラーは、ヒーリングをする人=治療家という意味。* 
日本ではその療法も多岐に渡っており本来のヒーリングとは異なる意味でもヒーリングと言う場合が多い。
 
日本で民間療法と呼ばれるものは、以下の5つに分類される。 
現代に於いては、昔に比べ療法の区切りがかなりアバウトになってきており、昔の分類とは異なる。 
 
井村は、霊術家が使う治療術として次のものを挙げている[5]。祈祷、手当てなどの信仰療法[7]・心霊療法と手技などの物理療法を併用して治療することが少なくなかった。 
 

霊術: 38% (気合術、霊動術、精神統一法、危険術、祈祷、交霊など)
療術: 21% (お手あて、プラーナ療法、カイロ整体などの手技、紅療法[8][9]など)
精神療法: 23% (暗示、催眠、精神療法など)
心霊系霊術: 7% (心霊治療、超能力治療など)
その他の療法: 2% (精神道徳運動を背景にした健康法、断食、体操など)

(Wikipediaより)
 
 
また、私個人の感覚としてヒーリングは、施術者本人の力(自力)ではなく、「陰の力」(助力)つまり、神の力によって成り立っているものと考える。
 
日本に於ける明治~昭和に活躍した有名な日本人治療家の方達の足跡について以下に記す。
 
日本では明治時代~昭和の頃までは特別な治療法として多くの日本人が活躍してきた。 
今で言うところのヒーラー。この頃のヒーラーと呼ばれる方達は、ものすごく勉強家であり研究熱心な方々が多かった。
 

2.1 日本を代表する名ヒーラー

人名  年代  治療法  主な著書
江間俊一 1861年6月17日~1933年5月31日 文久元年〜昭和8年 霊術 『江間式心身鍛練法』、1918年。
臼井甕男 1865年~1926年 元治2年〜昭和元年 療術  
松下松蔵翁 1868年3月10日~1947年11月12日 慶応4年〜昭和22年 霊術・心霊系霊術 『神書』
西村大観 1871年~1928年 明治4年〜昭和3年 霊術・心霊系霊術 『交霊祈祷術』,『西村式霊術叢書』,『心王霊脈大鑑 : 超科学の霊書』
松本道別 1872年~1942年5月31日 明治5年〜昭和17年 霊術・精神療法・心霊系霊術・療術 『霊学講座』 (全4冊の合本復刻) 八幡書店、1990年
岡田茂吉 1882年12月23日~1955年2月10日 明治15年〜昭和30年 霊術・精神療法・心霊系霊術 『明日の医術』,『結核信仰療法』(世界救世教出版部、1953年),『浄霊法講座』上,『浄霊法講座』下
田中守平 1884年9月8日~1929年12月17日 明治17年〜昭和4年 霊術 太霊道霊子術: 霊療術聖典:斯界権威十五大家,太霊道及霊子術講授録 上巻,太霊道及霊子術講授録 下巻
野口晴哉 1911年9月~1976年6月22日 明治44年〜昭和51年 療術 野口晴哉著作全集(全11巻、全生社、1983年-)
長尾弘 1931年~2007年10月25日 昭和6年〜平成19年 霊術・心霊系霊術・療術 『愚か者の独り言』Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ(柳原書店),『心経の解説』上、下,『真理を求める愚か者の独り言』(たま出版)
高橋迪雄 1939年5月8日~? 昭和14年〜 療術 『復刻版・正體術矯正法』(たにぐち書店、1986年、絶版)
富田魁二 療術 『霊気と仁術 富田流手あて療法』 BABジャパン出版局(復刻版 1999年)、1933年。
松原皎月 霊術 『神伝霊学奥義』 (霊術大講座全11巻の一部の復刻) 八幡書店、1988年
大山霊泉 霊術・心霊系霊術・療術 『霊掌術教授全書』, 『生道霊掌術教授全書』, 『人体光波術 : 霊能発現無病長寿』

2.2 霊術と療術の歴史

2.2.1 霊術の歴史

人間の身体を物理的身体のみを取り扱うのが医学であり、日本に於ける霊術は物理的身体・心(魂・精神)・霊的身体の3つを取り扱うのが日本古来の霊術です。 
 
(参考)
 
これとは別に世界に目を向けるとオーストリアのルドルフ・シュタイナーは、人間の成り立ちとして、物理的身体・生命力・魂(精神)の力・自我組織の4つに分類し、それぞれの関係性が重要であることを説いた。 
 
この霊術は上の表を見ても解るとおり古くから伝わるものであるが、霊術を研究する学問として霊学という観点から研究を重ねて実証実験を繰り返してきたのが松本道別であったり岡田茂吉であった。特に、松本道別は霊術を体系化し理論的な裏付けを行った。松本道別の詳しい内容については今後このブログで掲載していく予定です。 
 
補完代替医療の側面としての霊術は、昭和初期に入る頃にはおよそ3万人の霊術家が現れ宗教化に走るものが増え当局の取り締まりの対象となり霊術は衰退していきました。 
 

2.2.2 療術の歴史

 
療術の世界観を確立したのは、臼井霊気療法の創始者である臼井甕男と野口式整体の創始者である野口晴哉である。臼井霊気療法は手あて療法であり、野口式整体は、高橋迪雄の正軆術矯正法が元になっている。 
 
昭和の中頃に入ると整体やレイキ以外にもプラナー療法やカイロ療法などの療術も盛んになっていった時代である。 
 

2.2.3 歴史から学ぶ

ここには書ききれない程、過去には沢山の治療家の先生方がいろんな体験をされ、それを書籍にまとめあげられてきました。 
しかし、どんなに書籍で説明しても口で伝えてもコアな部分は伝えきれません・・・。と、言うより表現できないのです。 

私も治療家の端くれとして活動していますが、これまでに多くの患者様にお会いしてきましたが、不思議な体験も数知れずです。 
そういう経験をさせて頂き過去の先生の書物なんかを読んでいくと同じ体験をしている先生がいることを発見しました。 
そんなところから過去のあらゆる先生の書物を読み込んでいくことも自分を成長させる、強いては患者様のお役に立てることに繋がっていくと考えています。 
 

2.3 調律

私はいろんな患者様にお会いし、施術していく中で学んだことは一つの手技や療法だけでは太刀打ち出来ないということです。 
それを知った時に治すことではないことに気がつきました。どういうことかと言うと「整える」ということです。 
 
「整える」とは身体や心だけではなく、ルドルフ・シュタイナーの言うところの物理的身体・エーテル体・アストラル体・自我組織、これら4つのバランスが大切です。 
どれか一つでお自律していれば必ず病気になります。 
だからこそ、「整える」ことが大切なのです。整えることによって結果として治癒するものと考えます。 
これを私は「調律」と呼んでいます。  
 
どこかの記事で書いた記憶もあるのですが、ピアノや楽器は長年使い込んでいくと、同じドの音でも変化します。 
楽器の経年劣化というものです。そのため、演奏者は、必ず楽器の調律を行います。 
 
人間の身体も同じです。人間の場合はもう少し複雑ですがいずれにしても調律しないと本来もっている機能が機能しなかったり、パフォーマンスが鈍くなったり、場合によっては病気になってしまいます。 
 

2.3.1 偉人達から学ぶ

調律をさせて頂いて私が一番納得できるのはルドルフ・シュタイナー・松本道別・岡田茂吉 のそれぞれの経験と理論です。 
一つの手技だけを理解し実践できるようになっても調律はできません。 
調律を行うには医学の知識をはじめとし霊学、心理学などはば広い知識と経験が求められます。  
それだけに奥が深く解らないこともあります。その時に以下に挙げる方々の知見や経験が大変参考になります。   
参考までに代表的な文献を以下に示します。 
 

2.3.2 ルドルフ・シュタイナー

1861~1925年、オーストリア出身。神秘思想家・哲学者。ウィーン工科大学に学び、21歳で『ゲーテの自然科学論文』の編集を委託される。30歳で哲学博士号を取得した後、文芸・演劇評論誌を編集。 
41歳、神智学協会に加入し、51歳には自らアントロポゾフィー(人智学)協会を設立。以後、霊学に基づいて教育、医学、農業、建築、社会論など多くの分野に業績を残した。 
個体、液体、気体、熱組織からなる人体への本質的アプローチとは。 
霊・魂・体を見据えた医学の新たなる認識法、治療法を解く。年2回の連続講義と質疑応答。クリスマス講座、復活祭講座に続き回報と瞑想指導を収録。 
 

2.3.3 松本道別

この本の右に出る本は無いと思います。現在出版されているのは復刻版です。
 
★松本道別は古今東西のあらゆる霊術霊学を統合体系化した霊学研究および実践の第一人者。 
 
★初心者を対象にした貴重きわまりない霊学講義の全記録(昭和2年刊行)を完全復刻。 
霊動法、霊魂法、帰神霊交法、気合法、伝想法、読心法、催眠法、治療 法など、そのあまりの効能ゆえ、幻の書として長らく封印されてきたが、ついに全面公開となる。 
 

2.3.4 大宮司郎

★霊学、霊術云々と題する物は巷間にいろいろ出回っているようであるが、奇蹟や怪異を求めるだけの低級低劣な書が多く、百害あって一利なしというのが実情である。 
ところが本書は、斯界の巨匠・大宮司朗先生が推奨されるだけあって、霊学関連書籍の中でも白眉の書とされる。 
また、心霊研究家の重鎮・浅野和三郎 も「この種の講座中、最優秀のもの」と激賞している。 
 
★霊術霊学の原理と方法はもちろん、応用実践の具体的方法もわかりやすく詳述。 
霊術の基本的なノウハウから霊学の極意まで網羅して完備をきわめている。 
誰 でも簡単に正しい霊術を実践し霊学の奥義を知ることができる。 
本物の霊学霊術を理解し、実践するための入門決定版である。 

★八幡書店から好評刊行中の大宮司朗先生の神法道術シリーズや『神道秘密集伝』(定価12,000円)と合わせ読むことによって霊学霊術の要諦を体得できる。 
まさに霊学霊術研究家の必読書である。
 
★本書の巻末には玄学修道会の大宮司朗先生が本書刊行の意義や霊学の歴史などについて詳しく解説。特別付録として「霊魂の研究」(『霊学春秋』掲載)を収録。 

また、松本道別が心霊研究の権威・浅野和三郎を初め、民俗学者の柳田国男、運命学研究の松井桂陰、心霊研究の茂木平太郎ら錚々たる面々を交え、天狗や 仙人や霊界などの消息について縦横無尽に語り合う座談会「魔界霊界を語る異常感覚者『話』の会(『話』昭和11年10月号掲載)」の記事を完全収録。 
 

2.3.5 岡田茂吉

世界救世教の教主・岡田茂吉は自分も結核を患い、不治の宣告をされた経験から、薬毒や食生活、代替医療について実践的な知見を深め、浄霊による治病についてきわめて具体的なの垂示を数多く残した。 
本書はそれらを集成した貴重な文献の復刻版である。 
本書の原本は古書価格で8万から10万円の稀少書籍である。 
 
これには理由がある。本書に一読すれば了解されるが茂吉はきわめてラディカルな薬毒論者であっ た。 
しかもその対象は西洋医療だけではなく漢方医療にまで及んだ。そのため岡田茂吉の在世中から医療をめぐってさまざまなトラブルが頻発した。 
そのため茂 吉の昇天後、教団主流派はオフィシャルな領域から「治療としての浄霊」を排除し、症状に関係なくほぼ顔の高さにかざした手のひらから光波を照射する定式化 された「祈りの浄霊」のみに限定することで、治病霊術集団からより洗練された宗教化の道を選び、茂吉の残したこの貴重な記録の出版は公的には停止されるに 至ったからである。 
 
しかし浄霊の原点は治病である。 
本書には宗教化される以前の霊的治病術としての浄霊の原点が示されている。 
茂吉は病に苦しむクライアントの質問について神 に伺いをたて、そしてきわめて具体的な垂示が下される。 

各種の病や症状の「急所」ともいうべき部位が明快に示される。 
それは必ずしも症状が顕在化している 箇所とはかぎらない。その急所に光波を放射することで霊体の曇りと肉体の毒素が解消されるのである。 

上下870頁におよぶ具体的な浄霊箇所に関する本書のデータは、世界救世教という教団の枠組みをこえて、広くヒーリング、手のひら療法、代替医療、鍼灸、整体に関心をよせる人々にとってきわめて貴重なものといえよう。 
 
「病気を治す」のではなく「生命を調律する」のが私の役割と感じた時からあらゆる療法を駆使しその人にあった調律や施術をすることにより、生命力や魂の力を引き出し寛解・完治に導き、幸せな人生を歩むことに繋げることが大切なのではないかと。 
 

2.3.6 私見

いくら一回で治るような施術しても直ぐに元に戻ってしまい悪化しては意味がありません。  
病気はその人の生き様・習慣・環境などにより影響します。その人が幸せにならなければ意味がないのです。  
 
人には癖というものがあります。これを野口晴哉は 「体癖」 と名付けました。 
この体癖を少しずつ無くすことが大切でこれは一日、二日では到底なくなりません。 
また、 「心の癖」 というものや 「思考の癖」 というものがあります。これもそう簡単には取れませんが、こういう癖を調律することも私の役割です。 
 
こういう「癖」の影響を少しでも少なく出来るようにお手伝いしていく中で、偶々、調律や施術が必要になってくるのであって、本来は生命力や魂の力が整っていれば施術も調律も不要なのです。 
 

3 ホームページについて

このホームページは、うつ病の精神治療法を研究するための私自身のためのサイトです。私自身が覚えることが苦手、且つ、忘れっぽい性分なので備忘録として主に以下の内容のものを扱っています。どこにいてもこのホームページを閲覧することができるようにという目的でこのホームページを作りました。
 
 
ホームページの作成には、Emacs 25.1.1 を使い org-mode により HTML を生成しました。Emacs を使った理由として、Mac , Windows , FreeBSD などOSを問わずに編集出来ること、また、日頃の文書作成も Emacs を使っているため慣れ親しんだツールを使うことが何よりも使い易いためでもあります。このホームページは、大学、大学院で学んだ事柄を中心に私自身が日々の研究のために忘れないようにするための私自身の備忘録、或いは雑記帳の様なものですので、記載されている事柄について十分な確認や検証をしたものではありません。
 
 

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その際はご指摘いただけると嬉しく思います。
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著者: Satoshi Takemoto Satoshi Takemoto

Created: 2018-08-06 Mon 08:38

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